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662 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 05 44 ID MViLrD82 先日カレー作ってる時に思いついたネタ 非エロ 飯テロかと思ったらそうでもなかった 新婚さん可愛いよ新婚さん 「できました。冷めないうちに召し上がってください」 ある提督のこの日の夕食はカレーだった。 提督の前におかれた食欲をそそる皿の向こうで、作者の加賀は料理のために外した指輪を再度指にはめなおしている。 「では、いただきます!」 提督は目の前の皿にスプーンを沈め、その上に皿の上を再現するような比率で米飯とカレーをすくう。 (夢のようだな。『愛する嫁の手料理』俺の人生には無縁と思っていた代物。幸せの象徴。 それが今目の前にある!それを堪能できる!……結婚って、良いな。カッコカリだけど) 提督はまさに夢心地であった。 愛妻の貴重なエプロン姿という眼福もあり、 この食事が仮に最後の晩餐となろうとも、何一つ悔いが無い程の幸福に包まれていた。 (ああそうか。あいつらの言っていたのは、幸せと言うのは、こういう事を言うのか) 他の提督たちが以前、艦娘の愛妻料理を嬉しそうに語っていたことを思い出していた。 羨ましくも思いながら、自分には一生縁のないことだと思っていたが、今それは実現され、目の前にある。 その幸せの象徴を口の中に収め、舌の上に置く。 瞬間、提督に衝撃走る。 表現しがたい独特で複雑な、非常に難解で他に例のない味。 端的に言うとまずい。 (まずっ!なんだこれ……焦げ臭いのと生臭いのが同居するってどういう事だ……!? このじゃりじゃりする食感は何だ!?これがカレーであるという事を忘れさせるほどの苦みは何だ!?) カレーを不味く作るのは一種の才能ともいわれるらしいが、だとしたら彼の愛妻は天才である。 混乱する提督の頭にある仮説が浮かび上がる。 愛妻料理を喜んでいた連中は、皆赤城や伊勢といった実物が料理上手で知られた連中の夫だった。 そして、実物の加賀は飯が不味いことで有名だった。 もし、それらが艦娘にも反映されているとすれば― 「どうですか?提督」 「う、うん……」 加賀が提督の顔をまっすぐに覗き込む。 この時の「どうですか」は拷問吏が捕虜に対して口を割る気になったかの確認ではなく、 ごく普通に料理の味を聞いているのだが、提督の受けたダメージからすれば前者の意味に捉えたとしても不思議では無い。 (どうする?正直に言うべきか…?いや、でも……) 折角自分のために作ってくれたものに対して文句を言うのは気が引けるものだ。 それも、まっすぐな目で自分を見つめている愛する加賀のお手製カレーとなれば尚更だ。 だがこれを美味いというのは同じくらいに気が引ける。 「お、美味しいよ。……とても個性的な味付けだ」 結局、提督は嘘を選んだ。 それを嘘とは気付かずに、加賀は嬉しそうに微笑む。 感情表現が得意ではない加賀にとって、目に見えるほどの微笑みとは金剛なら飛び上がらんばかりの無上の歓喜という事。 「そうですか。良かった」 (かっ、かわいい!!微笑んだ加賀さんめっちゃ可愛い!!) 白い歯が少し見えるくらいはにかんだ加賀は、普段より穏やかで慈愛に満ちた眼をしている。 エプロン姿で頬をほんのりピンク色に染めてはにかむ姿は、初々しい新妻そのものだ。 (反則だろこれは。何、何なの?天使?天使なの?ボーキサイトの天使なの?こんな姿見せられたらいくらでも食えるよこのカレー的な何かでも!) 思わずスプーンを再度カレーに沈める。 「そんなに喜んでもらえたなら、嬉しいです」 今度はにっこりと、本当にうれしそうな笑顔を浮かべる加賀。 二人の間に幸せな時間が流れる。 「まだまだ沢山ありますからどんどんたべてくださいね」 「!?」 「二人の」幸せは唐突に終わる。 小型の五右衛門風呂とでもいうべき巨大な鍋によって。 提督は思い出した。大食いで有名な赤城より加賀はよく食うということを。 加賀は特に多く作ったとは言っていなかった。加賀基準でいえば二人で食べるには常識的な量なのだろう。 これはつまり、今後このカレー的な何か=この量ということ。 「えっ……いや、あの……」 「あら、もう二〇〇〇ですね。少し赤城さんのところに行ってきます」 加賀はそう言って部屋を後にする。本当に、本当に珍しく上機嫌で鼻歌交じりに。 残されたのは提督と、カレー的な何かと、鍋。 提督地獄のカレークルージングは、まだ始まったばかりだ。 終 +後書き 流れ無視&スレ汚し失礼しました クールキャラに欠点があると可愛いと思ったなどと意味不明の供述を(ry これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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228 :名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 03 45 21 ID Xc9ivw9Q マックスのディアンドルがないやん!と憤りを抱え気づいたら時期が過ぎていました。 正確に数えてはいませんが、遅刻ったって81019190721時間ぐらいだと思うのでイベントが始まるまでのロスタイムディアンドルです。 229 :名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 03 53 15 ID Xc9ivw9Q 短くはない戦火の飛沫によって人類は疲弊し、自分のような若造でさえこのような不相応な地位にある。だが、幸いにして秘書艦霞を筆頭に皆よく力になってくれている。ただ感謝の念しかない。 しかし、女性ばかりの場の中に、つくねんと男が突っ立っているというのは、これは中々に大変な事やもしれぬぞと、うすらうすら思わせられるこの頃である。 彼女たちは紛れもない女人の性であり、そして女性というものは少なくとも自分という男に対しては極めて強固な一つの集団であり、さながら大海に一滴垂らした朱が、あっという間に溶けて見えなくなるように、こと私に関する事象、失敗も口舌の一つ一つまでも、彼女たちにとっては格好の話のネタになっているようである。 先日、酒の席での話が弾み、それがいったいどう転がったものか、各々の持つ家庭観への議論がなされた。そこは流石に歴戦のネイヴィー、独立独歩の気風の高い彼女たちからは、家庭に入るというものは中々聞こえてこなかったと記憶している。けれど、恥ずかしながら自分はそうではない。妻として迎える伴侶には家を守ってもらいたい。それと小遣い制とやらに少しばかり憧憬がある。そんな事を言った。 後日になって、その時は同席していなかった阿賀野が自分に尋ねてきた。 「提督はお小遣いがいいのね! でも、じゃあ、具体的にはどのくらいがいいのかしら?」 「……んん? いや……それはまあ、当人同士での話し合いにもなるんじゃないか。ああ、でも時々でいいから趣味の分を考慮して頂きたいものではあるかな」 「趣味?」 「洋酒さ。道楽だよ」 「ふーん、お酒ね。ほどほどにするなら、考えてあげる」 「ああ。ありがとう」 両者がよくわからない認識をすり合わせ合意に至ったあたりで、能代がしきりに畏まりながら姉を引き取っていった。扉が閉まるや否や、阿賀野をたきつけたらしき連中を叱り飛ばす能代の声が響いた。 誰かに話してさえいればある程度は「こいつも聞き及んでいるだろう」というアテができるのは、これはこれで便利なものでもある。 あるいはまたいつだったか。 レーベレヒト・マースが故国の民族衣装を披露した時だ。 自分はこれを絶賛した。今まで衣装といえば和装、あの実に男の事を考えて作られた機能美とでも言うべき服装こそが女性を最も引き立たせるとの信念を抱いていたが、その幻想は、目の前の“彼女”によって粉微塵に打ち砕かれたのだ。 目新しさ。それもあるかもしれない。なにせ周囲は同郷の女人ばかりであり、顔かたちはおろか、制服から伸びるすらりとした手足の寸法、肉の付き方からして異なるのだ。あの碧眼に下から見上げられ、ゆっくりと言葉を囁かれ、心の沸かぬ男がどこにいるというのか。それを一時の気の迷いとする事は至極当然で、けれど胸にある感じはこれはどうしようもない単なる事実だった。 「あ……あの。これ……ドイツの、その、キモノみたいなもので……」 「うん……」 「その……どうかな、提督。……変に見えないかな」 「……うん。いいね。いい……凄くいい。可愛いな。うん、可愛い。これは凄く可愛いな。好きだ」 「あ……ありがとう。……好き?」 問題はこれが例によって酒の席で、前後がうろ覚えだという事だ。レーベもドイツ製ビールサーバーとして甲斐甲斐しくしていたようである。 自分がそこで一体何を口走ったのか、当の本人には幸い後日さけられたり聞こえる距離で陰口を叩かれるといった様子はないが、艦隊の風紀が乱れたと秘書艦の霞には思い切り叱りつけられた。何が拙かったのだろうか。結果だけを鑑みるならば、翌日の朝一番にディアンドル姿の隼鷹が現れた事だろうか。しかし、あいつは酒精の信奉者だ。ドイツの水にいたく感動したのだと考えればそう不自然でもない。たしかに……たしかにその後、那智や摩耶といった連中までもがその格好をし始めたのは事実だ。流行ったのだといえる。 部屋にマックスを招き入れ、改めて彼女らドイツ人が纏うこの衣装の雰囲気というものを眺めながら、そんな事を考えていた。 「どうしたんだ、こんな時間にまた突然」 「Ja、少しお邪魔してもいいかしら。提督、ビールはお嫌い?」 「もう廊下も冷え込む時期だろう。まあ入れ」 ちなみに彼女が携えたのは鎮守府最寄のコンビニのビールだった。これならば誰何の際、せめて酒の銘柄でも答えさせるべきであったかと自省する次第である。異国の美少女を肴にあおる酒は金だった。黒ならいいという話でもなく、プルタブを空ける音がする度に、「なにかが違う気がする」という漠然とした気持ちが募る。 流行った、と誤解を恐れず言ってしまえば、それはそうかもしれない。 しかしマックスが今さらになってこの格好をしてくるのは、何かしらの思惑か……都合か。腹回りの肉の都合がつかなかったのかもしれない。可能性は否定できない。 「……どうしたの、変な顔をして。もう、酔いがまわってきたの。赤くなってるわよ」 怪訝な口ぶりは滑らかだ。彼女は酒に弱くないらしい。 ならばなぜ、そういうお前も赤いのか。その様子はどうしたというのだ。俺だけに見せびらかしにでもきたのか。 「Ja、そうよ。……あなたに見せにきたの」 日の出る前の夜の海が、彼女たちの戦場だ。 自分の足元さえも不確かなあやふやさの中で、それでも前に進んでいくしかないのだろう。 +後書き 話全然変わるんだけどレーベ“レ”ヒトなのか。zweiなのにレーベヒト・マースだとずっと思ってました 字にして始めて気づいた。反省してます 233 :名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 06 41 23 ID oKa0qCzA 乙デス。ビス子以外のドイツ艦のSSはこれが初投下だね。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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539 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 22 41 00 ID 4RxlZu.6 あんまり芋っぽい芋っぽい言われるからつい「伊勢 いも」で検索したら そのものずばり『伊勢いも』というものを見つけたので ※非エロ ある日の夜、たまっていた書類を片付けた提督は小腹を空かせていた。 生憎保存用のインスタント食品は切らしており、間宮にでも行こうかと考えていた時、席を外していた秘書艦伊勢が戻ってきた。 「どうせなら私が何か夜食作りましょうか?」 折角の申し出であるので、それに甘えることにする提督。 (そう言えば、伊勢の料理を食べるのは初めてかもしれないな) 一人台所へ向かう伊勢を見送りながら、そんなことをふと思う。 もう長いこと提督のもとにいる伊勢だったが、その手料理を振る舞われるというのは初めての事だ。 ふと、提督の口元が緩む。 いつの頃からか定着した、秘書艦が提督に食事を作るという慣習。 提督と艦娘。軍人と兵器でありながらその関係は親しい男女のそれをイメージさせる。 (いや、下手な勘違いは失礼だな) そんな考えを振り払うため、提督はこれまで何度となく繰り返した自戒を再度行う。 親しい関係でないと言えば嘘になるが、それでもそうした思いは相手に対して見当違いな認識を抱いて迷惑をかける可能性がある。 (或いは臆病かもしれんが……な) 守るべき節度というものが何事にもあるものだ。 その時、台所の方から派手に何かが崩れ落ちる音が響いた。 「おい伊勢?どうした?」 執務室からでも聞こえたその音に、提督が台所を訪ねる。 台所と言っても給湯室に毛が生えた程度のそこは間宮よりどちらかと言うと一般家庭の台所に近く、 用途もそれに近い小人数分の料理を作るのが精々である。 「痛たたたた……」 「大丈夫か?」 がらがらとその台所の引き戸を開けると、沢山の調理器具その他と共に、伊勢が尻餅をついている。 その横には少しだけとろろが入ったすり鉢が置かれ、 そこから飛び出したと思われるとろろが床と、一部は伊勢の頭やら体やらにべっとりと付着していた。 聞けば日向から伊勢芋なるものをもらったのでとろろ汁にでもしようと思ったが、 丼を取ろうとした時に不安定に積まれた大小の調理器具が降ってきたとの事。 「怪我はないか?」 手を差し伸べようと一歩踏み出した提督の、その足の裏の地面がぬるりとした感触と共に逃げる。 「うわっ!?」 「わあっ!?」 バランスを崩し、前に飛び込むように倒れた提督。 咄嗟に手をついたは良かったが、体は伊勢の股の間に倒れ込み、ついた手は押し倒されたようになった伊勢の頭の両脇にある。 倒れ込み、またその勢いに押された二人の顔は意図せず急接近し、提督が伊勢の顔を覗き込むような形をとる。 お互いの息がかかるぐらいの距離で見つめあう二人。 提督の下にいる伊勢は、髪や顔に白いとろろがついたままで、はだけた胸元から覗く黒いインナーにも同様に付着している。 「おい。今すごい音が―」 妙に長かった一瞬は提督の背中から聞こえてきた声に破られた。 振り返った提督の後ろに、「が」の口のまま立っている日向。 その視線の先にはドロドロした白濁液を浴び、仰向けのまま顔だけをこちらに向けている伊勢と、その伊勢に覆いかぶさる提督。 「―あぁ」 一人納得する日向。 「あのー……日向?」 「失礼した」 ガラガラピシャ。 「うおおおおっ!?待て日向っ!!」 即座に立ち上がり追いかける提督。 少し前にいたはずの日向は既にかなりの距離を開けて走っている。 「島風より、ずっと速い!」 どこぞの寝取られヒロインみたいな台詞を吐きながら提督も走り出す。 「待て日向!これは誤解だ!!」 叫びながら追いかける提督だったが一向に距離が詰まらない。 低速とはなんだったのか。 「止まれ!止まれば今度零式水観載せるぞ!」 まるで走ってなどいなかったかのように急停止する日向。 慣性とはなんだったのか。 「私はただ単に青葉と世間話がしたいだけだが?」 「(言いふらす気満々じゃねえか)いや実はあれは―」 状況の説明と説得(内訳:間宮アイスのタダ券)により日向を納得させた提督。 どっと疲れが出た気がしてふらふらと来た道を戻ると、風呂から一人の女性が現れた。 「ああ提督。台所の片づけ終わりましたよ。日向どうでした?」 そう言っている女性はおそらく提督の事をよく知っているのだろうが、提督は彼女の事をどうしても思い出せない。 癖のない茶色がかった黒髪はしっとりと濡れて肩甲骨の辺りまで伸びている。 伊勢のような格好をしているが、提督の記憶にある伊勢とは目の前の女性は異なる。 しかし、今の話の内容からするに、当てはまるのは伊勢しかいない。 そんな提督の様子を察したか、女性は手で自分の髪を掴み、後ろに持っていく。 「伊勢……か?」 「ひどい!」 髪を下ろした姿をみせたら誰だか気付かれなかった。 女心を傷つけるには十分だろう。 戻る道すがら、提督は何度も詫び、伊勢ももういいですよと口では言っていたが、その心中は何とも複雑であった。 執務室に戻ってきた二人は、机の上に置かれた一冊の本と残った芋を目にする。 「あれ?芋置いてきたのに……」 伊勢がそう言いながら芋をつまみ上げ、提督は本を手に取る。 「『イモ類図鑑』こんなものあるのか」 手に取った図鑑に大きな付箋の貼られたページを発見し、何の気なしにそのページを開いてみる。 そこは伊勢芋について書かれたページ。 分類や産地等の下に書かれた説明文に蛍光ペンでマークされた一文を発見する。 曰く「~古くから婚礼等の慶事に贈り物として珍重され~」 横から覗き込んでいた伊勢の顔が真っ赤になる。 その一文に日向のものらしき字で「ここ重要」とまで書かれている。 「日向っ…!!」 伊勢が振り返ると同時に、執務室の外を日向らしき人影が走り去っていく。 「なあ伊勢」 「ふぇ!?あ、あの…、いや、私はそのそういう意味があったなんて知らなくて その提督に別にそういうことをいやその嫌いという訳ではなくてむしろその……あの……」 慌てて言葉を並べたてる伊勢だったが、最後の方はほぼ聞こえないような小声になっていた。 真っ赤になってもじもじしている伊勢を見下ろしながら提督は考える。 「日向も気が早いな。あと1レベル必要だというのに」 これ以上臆病になる意味も、またその必要もない。 まったく、よくできた妹だ。 提督の言葉の意味を理解した伊勢は俯いたまま肩を震わせていた。 はがれて床に落ちた付箋の裏に「アイスのお釣り」と書かれていた。 終 +後書き 543 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 23 00 12 ID 4RxlZu.6 以上スレ汚し失礼しました 伊勢さんはポニテ勢の那珂でぶっちぎりの髪下ろしたら誰だかわからなくなる娘だと思う。 (ちな次点が矢矧。もち異論は認める) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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195 :翔鶴×提督?:2014/09/01(月) 23 23 47 ID e/Be40YU 瑞鶴のコスプレをした提督と聞いて思わず書いてしまった、新世界を開いた翔鶴姉の話です 病み要素ありますのでご注意を 提督の秘密を知っている艦娘は、きっとこの私。翔鶴型航空母艦1番艦の翔鶴だけでしょう。 誰からも忘れ去られたような辺境の鎮守府に赴任してきたあの人の、とてもとても歪んだ秘密。 私達の提督は、ひどく綺麗な人です。男性なのですけど、まるで歌舞伎の女形のような線の細さや腰の柔らかさを備えています。 なんでそんな人が提督に……なんて思うんですけど、どうやら艦娘と同じように提督業も人手不足が激しいみたいですね。大本営は才能のある人をどんどんと提督に任命していっているみたい。 確かにあの人は、提督として優秀とは言えないかもしれません。けれどそこは私のような秘書艦の腕の見せ所。 私のおかげって言う気はないですけど、何とかこの鎮守府は上手く回っていると思います。 ああ、そうそう。提督の秘密の話……でしたよね。 知ってます? あの人の肌はとっても綺麗なんです。男の人なのに、私達よりもきめ細かくってすべすべしてるかもしれない。 ふと物憂げに遠くを見る時の瞳なんて、私でもゾクリとする程に色気っていうんでしょうか。そういうのがあったりするんです。 だから私は、からかいも半分に言ってみたんです。 「提督は女の子みたいですね」って。 身長は男性にしても高い方ですけど、肩幅はそれほど広くはないし。だから似合うと思ったんです。 「ねえ、提督。わたしのお願い、聞いてくれますか?」 提督は私のお願いを断ることが出来ないってことは、知っていました。だって私がいなかったら、この鎮守府は回らないんですから。だから提督は、私のお願いを無碍には出来ない。 そう……きっと似合うと思うんです。 他の艦娘の誰よりも、あの子の服が。 私を捨てて、他の男を選んでこの鎮守府を出て行った、あの子の服がきっと、提督には似合うと思うんです。 「翔鶴さん……これは、どういうことなんだい」 「もう……ダメですよ。ちゃんと翔鶴姉って言ってくれないと」 白い道着に赤い袴のスカートは私と揃いの衣装。それにあの子の髪を模したウィッグを付ければ……ああ、思 った以上に綺麗な提督の姿に、私の心は高鳴る。 「瑞鶴……会いたかったわ」 「っ……」 提督が身を硬くするのにも構わず、私はあの子の肩に顔を埋める。 あの子が使っていた香水を振っているから、匂いさえ懐かしく感じた。 「瑞鶴。昔みたいに、わたしのことをお姉ちゃんって呼んでくれる?」 「……翔鶴っ……姉」 「ふふっ。可愛いわ、瑞鶴」 瑞鶴の姿に女装した提督は、私の思い出を映しだすためのコラージュ素材に過ぎない。 けれど提督の姿はコラージュの素材としてひどく優秀だった。 整った目鼻立ちに、男性にしては線の細い体は思った通り女性の姿がよく似合う。それに美しさはあれど、鼻につく女臭さが無いのもよかった。その方が思い出の中のあの子に浸れるから。 「ああっ、瑞鶴ッ。はあっ……んんぅっ、んちゅっ……」 そうして私は“瑞鶴”とキスを交わす。唇が触れ合い、舌先が絡まり合って、私の身体は驚くほどの熱を持って しまう。 ああ、これだけでイッてしまいそう。いつだって瑞鶴とのキスは私をこれ以上なく昂ぶらせる。 「ほら、分かる? わたしもう、こんなになってるの」 あの子の指を私はスカートの中へと導く。薄布越しにでさえ分かるような水気がそこには広がっていた。 「瑞鶴はどうかしら?」 瑞鶴のスカートの中へ手を伸ばせば、あの子は恥ずかしいのか身体を引こうとするけど、私はそれを許さずあの子の股間へと指を這わせる。 「ふふっ……瑞鶴のオチンチンも、大っきくなってるね。苦しいでしょう? お姉ちゃんが、楽にしてあげるね」 「え……?」 戸惑う瑞鶴に構わず、あの子を椅子に座らせ、私は床に跪いた。 下着をずらせば、ヒク付くオチンチンがスカートの中から生えてくる。女の子の格好をしているのに、オチンチンを大きくしてる。そんな倒錯的な光景は、私の頭の中を痺れさせる。 「ああっ、凄い匂い……いけない子ね。こんな匂いをさせて」 言いつつ私はオチンチンの茎を舌先でゆっくりと上下になぞる。それだけで瑞鶴は苦しげに身体を震わせ、先端には透明な汁が滲んできた。 「瑞鶴の先走り……とっても苦いわ。ふふっ、次々と溢れてくる」 ぐりぐりと鈴口を舌先で抉るようにすれば、透明な汁は次々と溢れてきた。私は口の中に広がる匂いに我慢できず、瑞鶴のオチンチンをあむっと咥え込む。 両頬を窄めて茎を圧迫しながら亀頭を舌で舐めしゃぶれば、瑞鶴はとっても気持ちよさそうな声をあげる。 (ああっ、気持ちいいのね瑞鶴……) 私はあの子にもっと気持ちよくなってもらおうと、ぐぽぐぽと下品な音を立てながらも顔を上下させ、オチンチンを刺激する。 一回ごとにオチンチンが膨れ、先端が徐々に熱を持っていくのが分かるようだった。 「うっ、ああっ……ダメだ、もう……翔鶴……姉ッ……」 ふふっ、よく出来ました。きちんとお姉ちゃんって呼んでくれたね、瑞鶴。 あの子の言葉に応えるかのように、私はびゅるびゅると吐出された精子を全部口の中で受け止める。ドロドロとして苦い精子を、私は喉を鳴らして嚥下していく。 喉に張り付いてむせてしまいそうだけど、何とか全部を飲み干すことが出来た。私は口の周りについた精子を舐め取りながら、瑞鶴を見上げる。 「瑞鶴の精子、とっても濃くって美味しいわ。ねえ……今度は、舌のお口にも注いでくれるわよね?」 既に私のアソコはドロドロに熱を持って疼いている。このまま放っておけば、オカシクなってしまいそうだった。 ううん、そっか。こんなことをしてる時点で、とっくにオカシクはなっていたんだろうけど……瑞鶴もさっきより拒絶感を見せずに頷いてくれる。 瑞鶴が私とセックスをしたいって言ってる。 ああ、なんてこと。こんな嬉しいことがあるなんて! 「お姉ちゃんが瑞鶴のこと、気持よくしてあげるからね」 椅子に腰掛ける瑞鶴の上に、下着を取り払った私は跨るように足を進める。 私の股下には、一回射精したばかりなのにもう勃起している瑞鶴のオチンチンが、青筋を立てて今か今かと待っているかのよう。 「挿れるよ、瑞鶴」 言いながら私は、瑞鶴のオチンチンに腰を下ろしていく。膣口が広がって瑞鶴の熱いオチンチンを呑み込んでいく行為だけで、私の背筋には焼けるような快感が溢れてくる。 キツイ入り口を抜けて私の中に入り込んできた瑞鶴のオチンチンは、私の敏感な部分を遠慮無くカリ首でごりごりと擦ってくれて。 「ふぁぁっ!! 凄い、凄いわ……ああっ、これ……気持ちいい……ッッ!」 私は快感のあまり抑えられない声を上げていた。 気持ちよすぎて涙さえ出てきそう。お腹の奥がきゅんきゅんと疼くのが自分でもよく分かる。 「瑞鶴……いいのよ、あなたの好きなように動いて。もっとお姉ちゃんで気持ちよくなって……」 その言葉は、普段おとなしい瑞鶴に火を点けたみたいだった。 掠れたような息を漏らしながら、瑞鶴が私の最奥を抉るかのように腰を振る。 一回突かれる毎に私の中からは愛液が掻き出され、そして痺れるくらいの快感が身体の中に満ちていった。 「あああッッ……ふぁっ、んあぁぁッ! 素敵、素敵よ瑞鶴。あなたのオチンチン、奥まで届いて。ああっ、凄いッ、 そこぉっ……!」 肉同士の弾ける音と、私が欲望のままに吐き出す嬌声だけがこの部屋には満ちている。 ああ、なんて素敵なのかしら。 こんな時間がずっと続けばいいのにとさえ私は思ってしまう。けれど当然、どんなことにも終わりは来るの。 瑞鶴がストロークを深くし、私の奥にギュウッとオチンチンを押し付ける。 「翔鶴……姉ッ……」 あの子は私の名前を呼びながら、私の中に射精をした。 熱い精子がじわっとお腹のなかに広がっていくのが分かる。その熱さにお腹が震えて、私も深い絶頂へと導か れていく。 瑞鶴にしがみついたまま、私は何度も身体を震わせていた。 入ったばかりの若い整備兵の子達は、私の誘いに簡単に乗ってくれた。愚かしいほどに単純で、性欲に忠実で。 「ああっ、俺もう……」 「いいのよ、中に出してあげて。ねえ、瑞鶴も中に出して欲しいわよね」 鎮守府の一室でそれは繰り広げられている。 瑞鶴が、色んな男たちに汚されていく。 でもいいの。汚れて、もっと汚れて堕ちて来て。そして今度こそ、あなたは私の物になるの。 「提督っ……俺っ……」 中に出されたのがよっぽど気持ちよかったのか、“瑞鶴”が身体を震わせながら自分も射精する。むせ返るような精子の匂いに、私は知らず知らず頬を歪めていた。 +後書き 以上です、ありがとうございました! 提督に新世界を開いてもらうつもりが、翔鶴姉が開いちゃったよという話でした これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「提督にお手紙があるみたい・・・」 「お?そうか、ありがとう」 扶桑から手紙を受け取る いつもの戦績報告書だろうとおもったら・・・母さんからか [元気にしてるか] あぁ、してるよ [飯は食ってるか] 間宮さんの飯はうめえさ、心配いらねぇよ [早く嫁さん見つけてきな、孫が見たい] そう、か・・・いや、心に決めたやつはいるんだけどな・・・ [うだうだ考えてないでぶつかってきな。どうせフラれやしないかとビクビクしてるんだろう?] なぜお見通しェ・・・ まぁ、そうだな・・・踏み出さないと掴めないもんもあるってもんだよなぁ 「提督・・・?あの、どうかしました?」 心配そうに覗き込んでくる扶桑 「なぁ、扶桑」 「・・・?」 きょとんと首をかしげる彼女に 「好きだ、結婚を前提に付き合ってほしい」 「へ・・・?け、結婚・・・?えっと・・・えぇーーーー!?」 思わず驚嘆の声を上げさせるほどの爆弾発言を行った 「え、あの?提督?結婚?結婚ってその、男女が夫婦になって、あの、その、え?え?」 いつものおっとりした彼女が一転してあたふたしている。これはこれで非常にかわいいと思うのだが、少しかわいそうかな 「扶桑、落ち着いてくれ、深呼吸だ」 「あ、はい・・・。すー、はー、すー、はぁ~」 落ち着いたようだ 大げさに深呼吸したようでおっぱいが強調されて実にスバラシイ! ・・・失礼 「あの・・・提督、ほんとうに・・・?本当に私でいいの・・・?」 「あぁ、一目見たときからずっと思っていたんだ。一目ぼれってやつだな・・・」 「でも・・・きれいな子やかわいい子は他にいっぱいいるわ・・・私なんて・・・」 「それに、私たち姉妹がなんて言われているか知っているわよね?あなたまで不幸だなんて呼ばれたら、私は・・・っ!?」 信じられない、そんな風にネガティブな発言をする彼女を抱きしめて黙らせた 「実力行使にでるが・・・俺がこんなことをしたい、と思うやつはお前しかいない」 言いながらぎゅっと抱きしめる 俺よりも背の低い彼女は胸板に顔を付けるようにすっぽりと埋まっている ふわり、と長い髪からいい匂いが流れてくる 背中に背負った砲塔が頭にぶつかってすごい音がしたがまぁ問題ない。鉄板に顔の熱を奪われて意識がぶっ飛ばないで済む 「ぁ・・・、すごい、ドキドキしてる・・・」 「わかるか?これ結構勇気だしてやってるからな?」 「わかるわ・・・顔が真っ赤だもの・・・」 そういってひんやりとした手をこちらの頬に添えて見つめてくる扶桑 その少しうるんだ瞳に吸い込まれそうになる 「ほかの奴?確かにいろいろいるだろう」 「だが、それがどうした?俺はお前に一番心を惹かれてる」 「あだ名は知ってる、不幸姉妹・・・だろう?ふざけるな」 「俺が提督である以上お前らを絶対不幸になんてしてやるものか。過去がなんだっつーのそんなもん鼻で笑って俺の鉄拳という名の主砲でぶっとばしてやる」 普段から思っていたことを一気にまくし立てる そして目をぱちくりさせている彼女にしっかりと目を合わせてもう一度 「俺はお前が好きだ、お前の素直な気持ちを教えてほしい」 馬鹿正直に告白してやった。これでフラれたら俺は回天にでも乗って敵本拠地に突撃してこようと思う 「・・・はい、私でいいなら喜んで」 彼女は涙をたたえながら微笑み、答えてくれた──そして 「私もずっとずっと好きでした・・・もう、離れません」 嬉しさ爆発と言わんばかりに抱きつき返してきた 「~~♪」 ご機嫌な様子でほおずりしてくる扶桑 こんな一面もあるらしい。すごいふにゃふにゃしてる、かわいい、なんだこの生き物 「・・・」 頭に手を置き、髪を梳くように通しながら撫でてやると 「はぁ・・・♪」 恍惚の表情を浮かべてしなだれかかってきた お、おう、その、なんだ、やべぇこっちもドキドキしすぎていろいろと我慢がきかんっ 「扶桑」 「はい?」 「キスしたい」 節操ないな、俺。畜生悪いか初彼女で童貞だったら暴走するしか道はないだろう! 「───」 固まった。まずい、がっつきすぎたか── 「はい♪」 幸せそうにはにかんで答えると 「──どうぞ」 目を閉じて迎えてくれた 一見落ち着いているように見えるが耳まで真っ赤になっているし、肩もふるふると震えている ここで応えなきゃ漢じゃねぇっ! 「──んっ」 「ん、んむ、ちゅっ」 腰と頭に手を回し、抱き寄せてキスをすると彼女から積極的に吸い付いてきた 「ちゅっちゅ、ぁむ、む、ちゅ、ちゅっちゅ──んぅ!?」 「ん、んむむ、ん、ちゅるっ」 負けじと舌をねじ込む。最初は驚いた彼女もすぐに順応してお互いの口内を蹂躙する 「ぷぁ、は・・・っ」 「はっ、ふぅ・・・」 息が続かなくなり離れると、二人の間に唾液で橋ができ、月明かりを受けてきらり、と光る 「いきなり激しかったな」 「だって・・・ほしかったんだもの」 指を合わせてもじもじする扶桑。本当にどこまで俺を萌えさせれば気が済むのだろうこの子は もうあれだ、我慢できん。最後まで行ってもいいよな? みなさんお分かりのことだとは思うが、童貞ボーヤ(愛宕にとてもいい笑顔で言われた)がこんなことをしたら下半身は見事に反応するわけで 扶桑も顔を真っ赤にして所在なさげにしている 「提督・・・あの・・・何か、あたって」 うん、だよね・・・というわけで 「すまん扶桑、抱きたい・・・というか抱く」 「・・・はい///」 ぱんぱかぱーん!すごい、こんな気持ち初めて!もう何も怖くない! 我、夜戦ニ突入ス! いたすにはちょっと邪魔な装備を一旦はずし、お姫様抱っこで布団まで運ぶ。 「あ・・・」 寝かせてやると、恥ずかしさと嬉しさと期待を込めたまなざしで見つめてくる 「その、ゆっくりできないと思うから先に謝っとくな、ごめん」 「・・・ふふっ、大丈夫よ。それだけあなたが想ってくれているってわかっているもの」 やさしく応えられてしまった。さすがはお姉さんか 「じゃあその・・・脱がすよ」 言って彼女の服に手をかける 彼女の手伝いもあり、するりと簡単に脱げ、一糸まとわぬ彼女の身体は 「きれいだ・・・」 「~~~~~っ///」 飾った言葉なんて考えられないほど美しかった 胸や秘所を隠そうとする手を上にのけて、その姿を目に焼き付けながら おもむろに胸に手を伸ばした 「───んっ」 ふにゅっと手でつかんだ分形を変える胸──あたたかくて、柔らかい。 そのままこねるように、また、ふにふにと感触を楽しむように揉んでいく 「ん、ぁ、ひゃ、やん、あ、あ・・・っ」 切なげに声を漏らす扶桑、どうやら痛くはないようだ そのまま触り続けていると、先端部分が固くなってきた。どうやらちゃんと感じてくれているらしい ので、こりっとつまんでみた 「ふああっ!?あ、やっ・・・!?」 ビクン、と大きく跳ねたちょっと刺激が強かったか・・・? 「あぁ・・・ん、ぁ・・・」 少し弱めながらくりくりすると甘い声を上げながらもだえる彼女、どうやらこれくらいがいいらしい おっぱいを刺激すること約10分ほど さっきからもじもじと太ももをすり合わせていることには気づいていたのでそちらも触ることにした 「ぁ・・・ひゃ!?」 胸は一度解放し、両手で閉じた脚を開かせると彼女の秘部からあふれたもので敷布団のカバーにシミができていた 「やぁ・・・みないで・・・」 恥ずかしいとばかりに顔を覆ってしまった扶桑、そのいじらしさに感動を覚えつつ くちゅ・・・ 「ひあぁっ!」 「濡れてるな、ここ・・・」 水源を指でなぞっていった 「あ、あ、だめ・・・そんな・・・はあぁ・・・」 「気持ち良くなってる証拠だよ、俺としては嬉しいな・・・」 「そう、なの・・・?」 「あぁ、だからもっと力を抜いて・・・」 少しいやいやと首をふる彼女をなだめ、本番のための準備を開始するべく指を侵入させる 「あ、あぁ、あ・・・ひゃぁ、あ・・・っ!」 くちゅくちゅと中を刺激してみる奥からとろり、とろりと愛液があふれてくる 「あ、あぁ、ふあ、あああ・・・っ」 「よく濡らさないと痛いらしいからな・・・」 言い訳しながら彼女を攻めたてる 部屋には水音と彼女の喘ぎ声だけが静かに響く 「あ、ぁ・・・提督、なにか、なにか・・・くるの・・・」 「いいよ、そのまま身を任せて・・・」 限界が近いらしい彼女をイかせるために少しスパートをかける 「あ、あ、あ、あああ、あああああああぁ~~~っ!!!」 布団をぎゅっとつかみながらピンとのけぞり硬直する扶桑 どうやら無事イったらしい 「はぁ、はぁ、あ・・・」 脱力し、ぼんやりと中空を見つめる扶桑を前に自らも裸になり覆いかぶさる 「あ・・・」 「本番、するからな」 「はい・・・あなたを、ください・・・」 ギンギンに屹立したモノをあてがい ずぷり 「~~~~っ!!」 彼女の中に侵入した 「くぁ、きっつ・・・」 「う、くぅ・・・っ」 十分準備したつもりだが初めてってのはこんなにきっついもんなのか・・・ 「大丈夫・・・じゃないよな、すまん・・・」 「いいえ、だいじょう、ぶ、です・・・だから、さいごまで・・・っぅ」 痛みに耐え、涙を浮かべながらも受け入れようとしてくれる彼女 「わかった、一気にいくから少し我慢な・・・!」 感謝をしながら、せめて痛みは一瞬に、と腰を突出し一気に突き進む 「くぅあ、あっ・・・!」 みち、ぶち、と肉を引き裂いて行き止まりまで押し込んだ 「はいった・・・!」 「は・・・い・・・」 ふるふると震えながらも笑顔をうかべてくれる彼女 そして、それとは別にぎちぎちと締め付けてくる内部に我慢をできずに 「動くな・・・」 「はい・・・!」 彼女を貪る 「うくっ、あ、あぁ・・・!」 苦悶の表情を浮かべる彼女だったが、こちらが心配して腰を止めると 「大丈夫ですよ・・・?この痛みも、あなたとつながっていることを教えてくれて、うれしいのです・・・」 嬉しいのだと、大丈夫なのだと受け入れられてしまった こうなったら男としてはもう甘える他無く 「んく、あ、うぁっ、あぁぁ・・・っ!」 彼女の身体におぼれていった 彼女と交わり始めてどれくらい経っただろうか 「ん、あ、あぁ、あんっ、ぁ・・・っ」 痛みは薄れてきたようで、甘い喘ぎ声を上げてくるようになった 中の反応も、押し出すような締め付けではなく、もっと奥へ、奥へと引き込むように変化していた こちらの限界は近い。おそらくこれ以上我慢は効かないだろう 「すまない、先に・・・」 「はい、あなたのお好きなように・・・」 情けない話だがその言葉を受け取って 少し乱暴に腰の動きを速めて、俺は限界に達した どぷっ、どくっ、どくんびゅるっ! 「あああっ、あ、ひゃああっ!」 最奥部に押し付け、全部中に放つ 彼女も逃がすまいというように背中に腕を回し、脚で身体を挟みこんで受け止めてきた いわゆるだいしゅきホールドとかいうやつだ 「あぁ、あ・・・あついのが、なかに・・・」 「う、うぅ、くっ」 全部出し切ると彼女の上に突っ伏し 「ありがとうございます・・・」 「それはこっちのセリフだよ・・・」 嬉しそうに抱きとめて頭を撫でてくる彼女に身を任せ、二人一緒に軽い眠りについた 「しちゃい・・ましたね」 「あぁ、そうだなぁ・・・」 「みなさんにご報告はどうしましょう」 「遠征組が帰ってきたらまとめて全員にしよう・・・ただ、山城には先にな」 「えぇ、あの子には祝福してほしいのたけれど・・・」 「難しいかもな・・・でも、認めてもらうさ。俺は二人の仲を引き裂くつもりはまったくないしな」 「わかりました、お任せします」 少しして目を覚まし、抱き合ったままの姿でそんなことを話し今後の騒動をどう収めようか考えたあと せめて今だけはと事後の余韻にひたりいちゃつくのであった
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110 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 00 31 08.74 (p)ID ecdx8TCg(3)両足を抱え込んで繋がったまま手で歩かせる…ちょっと重労働過ぎるなところで全裸にさせた上からトナカイの着ぐるみだけを着せるのは羞恥プレイに入るでしょうか111 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 01 28 22.38 ID 0ABRZHyu 110抱き上げと言う体位が日本には昔からあるのだ他にも仏壇返しとか鵯越えの逆落としとか言うアグレッシブな体位がある本当に日本って・・・115 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 02 40 18.10 ID o2oRYy04 111あんな、それくらいでアグレッシブゆうたらあかんで。それやったら、自称れでぃでも出来るゆう話や。ええか、本物は駆逐の子どもどころかぱんぱかぱーんでも出来へんで。ウチと提督みたく息ピッタリやないとあかん。曙と提督やったら死人出るで。ええか、流鏑馬言うんやけど、基本は騎乗位や。待ち、誰や、揺れへんとおもろない言うたんは誰がそれで終わり言うた? ちゃうねん、見とき。こうやって首に輪っかにした縄掛けてウチが持つねん。せや、生存本能刺激して、より興奮出来るんやで。腰振る動きが馬に乗るように見えるから騎乗位なら、流鏑馬は手綱に見立てた縄もあるんや。腰振る度に息苦しくなるんやけどそれがええらしくてな、他にも対面座位でお互いの首に縄かける首引き恋慕ちゅうんもあるで。って、提督。何急に萎えんとんねん。まだ途中やで。ん、あれ、これって……あかん、死んどる。
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セッションページ雛型 GMページ雛型 PLページ雛型 キャラクターシート(艦娘設計書)雛型 どどんとふコマ貼り付け用キャラクターシート(艦娘設計書)雛型 ここでは、当Wikiで活動するにあたって、必要な雛型が公開されています。 各項目にある"こちら"リンクをクリックし、移動先のページを複製してご利用ください。 雛型の複製の仕方、複製後の編集方法については、それぞれの作成方法のページを参照してください。 キャラクターシートについては、+印をクリックする事で雛型を展開できます。コピーしてご利用ください。 セッションページ雛型 こちらをクリック 作成方法のページは、利用者向け情報にあるセッション募集方法をどうぞ GMページ雛型 こちらをクリック 作成方法のページは、利用者向け情報にあるGM(提督)の心得をどうぞ PLページ雛型 こちらをクリック 作成方法のページは、利用者向け情報にあるPL(艦娘)の心得をどうぞ キャラクターシート(艦娘設計書)雛型 + ←をクリックすることで展開できます。コピーしてご利用ください ◆艦娘設計書 ─────────────── 【基本設定】 [艦名]XX [艦種]XX [レベル]X [資材相性]燃料○or△or×弾薬○or△or×鋼材○or△or×ボーキサイト○or△or× [経験値]X [名誉点]X [PL]XX ─────────────── 【戦力】 [命中力]X [火力]X [回避力]X [装甲力]X [装備力]X ─────────────── 【個性】 [初期個性]X [長所]《個性/座標》 [弱点]《個性/座標》 [ギャップ]分野-分野 ─────────────── 【得意カテゴリ】 カテゴリ・カテゴリ ─────────────── 【装備アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [射程]X [命中修正]X [火力修正]X [装備能力]X [備考]X [名称]X [指定個性]X [射程]X [命中修正]X [火力修正]X [装備能力]X [備考]X ─────────────── 【戦術アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [効果]X ─────────────── 【固有アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [効果]X ─────────────── 【使命アビリティ】※使命ルール使用セッションのみ [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [特殊効果]X [代償]X ─────────────── 【行動力】 [行動力最大値]X ─────────────── 【感情値】 ・PC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ・NPC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ─────────────── 【セッション経歴】 YYYY/MM/DD セッション名[GM XX] [経験値]XXX点 [名誉点]X点 ─────────────── 【PC紹介】 + 作成例:新規作成Lv.1吹雪の場合 ◆艦娘設計書 ─────────────── 【基本設定】 [艦名]吹雪 [艦種]駆逐艦 [レベル]1 [資材相性]燃料○弾薬○鋼材○ボーキサイト× [経験値]0 [名誉点]0 [PL]艦これRPGは良いぞ大本営 ─────────────── 【戦力】 [命中力]2 [火力]0 [回避力]2 [装甲力]6 [装備力]2 ─────────────── 【個性】 [初期個性]3 [長所]《名声/背景3》《マジメ/性格5》 [弱点]《えっち/魅力11》 [ギャップ]性格-趣味 ─────────────── 【得意カテゴリ】 展開・攻勢・守勢 ─────────────── 【装備アビリティ】 [名称]小口径主砲 [指定個性]名声 [射程]短 [命中修正]0 [火力修正]2 [装備能力] [備考] [名称]魚雷 [指定個性]マジメ [射程]短 [命中修正]0 [火力修正]2 [装備能力]雷撃2 [備考] ─────────────── 【戦術アビリティ】 [名称]護衛艦 [指定個性]けなげ [形式]サブ [カテゴリ]守勢 [効果]自分と同じ航空序列のキャラクターが航空戦、砲撃戦、雷撃戦の目標となったときに使用できる。 指定個性の判定に成功すると、その目標を自分に変更できる。 ─────────────── 【固有アビリティ】 [名称]がんばります! [指定個性]なし [形式]オート [カテゴリ]吹雪 [効果]自分が行為判定を行うとき、鎮守府フェイズの「かぶり修正」を無視することができる。 ─────────────── 【使命アビリティ】※使命ルール使用セッションのみ [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [特殊効果]X [代償]X ─────────────── 【行動力】 [行動力最大値]17 ─────────────── 【感情値】 ・PC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ・NPC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ─────────────── 【セッション経歴】 YYYY/MM/DD セッション名[GM XX] [経験値]XXX点 [名誉点]X点 ─────────────── 【PC紹介】 クラスを超えた重装備を実現して世界中を驚愕させた、特型駆逐艦の一番艦。 いつも健気にがんばる彼女は、ときに身を呈して味方の被害を防ごうとする。 誰もが愛するヒロイン艦だ。 どどんとふコマ貼り付け用キャラクターシート(艦娘設計書)雛型 + ←をクリックすることで展開できます。コピーしてご利用ください 【基本設定・戦力・個性】 [艦名]XX [艦種]XX [レベル]X [資材相性]燃料○or△or×弾薬○or△or×鋼材○or△or×ボーキサイト○or△or× [命中力]X [火力]X [回避力]X [装甲力]X [装備力]X [長所]《個性/座標》 [弱点]《個性/座標》 [ギャップ]分野-分野 ─────────────── 【装備アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [射程]X [命中修正]X [火力修正]X [装備能力]X [備考]X [名称]X [指定個性]X [射程]X [命中修正]X [火力修正]X [装備能力]X [備考]X ─────────────── 【戦術アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [効果]X 【固有アビリティ】 [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [効果]X 【使命アビリティ】※使命ルール使用セッションのみ [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [特殊効果]X [代償]X ─────────────── 【アイテム】 ─────────────── 【行動力】 [行動力最大値]X ─────────────── 【感情値】 ・PC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ・NPC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ─────────────── + 作成例:新規作成Lv.1吹雪の場合 【基本設定・戦力・個性】 [艦名]吹雪 [艦種]駆逐艦 [レベル]1 [資材相性]燃料○弾薬○鋼材○ボーキサイト× [命中力]2 [火力]0 [回避力]2 [装甲力]6 [装備力]2 [長所]《名声/背景3》《マジメ/性格5》 [弱点]《えっち/魅力11》 [ギャップ]性格-趣味 ─────────────── 【装備アビリティ】 [名称]小口径主砲 [指定個性]名声 [射程]短 [命中修正]0 [火力修正]2 [装備能力] [備考] [名称]魚雷 [指定個性]マジメ [射程]短 [命中修正]0 [火力修正]2 [装備能力]雷撃2 [備考] ─────────────── 【戦術アビリティ】 [名称]護衛艦 [指定個性]けなげ [形式]サブ [カテゴリ]守勢 [効果]自分と同じ航空序列のキャラクターが航空戦、砲撃戦、雷撃戦の目標となったときに使用できる。 指定個性の判定に成功すると、その目標を自分に変更できる。 ─────────────── 【固有アビリティ】 [名称]がんばります! [指定個性]なし [形式]オート [カテゴリ]吹雪 [効果]自分が行為判定を行うとき、鎮守府フェイズの「かぶり修正」を無視することができる。 ─────────────── 【使命アビリティ】※使命ルール使用セッションのみ [名称]X [指定個性]X [形式]X [カテゴリ]X [特殊効果]X [代償]X ─────────────── 【アイテム】 ─────────────── 【行動力】 [行動力最大値]17 ─────────────── 【感情値】 ・PC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ・NPC 艦名(PL名)|感情値|属性|(+or-) ───────────────
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557 :名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19 49 18 ID iZMj.0R. 「止めろ、止めてくれ」 油断したと言うのは甘えだろう。いかに幼気な見た目でも艦娘、力の上で普通の人間が勝てるはずはないのだ。 それゆえ、彼女達の考えを理解し調整していたはずだった。 ……それがなぜ、押し倒されているのだ。 彼女が人より強いのはあくまで外側の話だ。比叡カレーを食べれば悶絶するし、今も現に結合部からは血が流れている。 「何で、こんな事を、」 問いかけに彼女は答えない。ただ、腰を振る。冷凍イカのような目で。 正直、痛いだけだ。慣れないであろうのに騎乗位、十分な前戯もない。 力が入り過ぎているのか、千切れそうな位に締め付けられる。 ふと、動きが止まる。 「よし、落ち着け、まずは話し合おう」 矢継ぎ早に話しかけた言葉を遮る、「ごめんなさい」という謝罪。 何故と問うまでもなく、理解した。痙攣している。 終わったと理解した。筋弛緩剤、あるいは艦娘ならバケツか、どちらにしてもこの部屋にはない。 まさか、繋がったまま動けるはずもない。 彼女はただ、ごめんなさいと繰り返す。壊れたレコードのように。 腹を括ろう、彼女を抱きしめキスをする。 驚き、目を見開いた彼女に語りかける。 「少しのんびりしよう、な?」 その夜は他愛もないことを繋がったまま語り合った。 これが昨日の話だ。さて、諸君の中で自分は聡明だと自負する者は前へ。 そして教えて欲しい。暗闇の中交わったのは誰なのかを。 目が覚めた私の目の前には三人の駆逐艦が居たんだ。 怒っていないと語る者、落ち度を問う者、あらあらあらと微笑む者。 間違えたら私の命はない。 なんだこれは! どうすればいいのだ!? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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790 :鎮守府慰安労働 小ネタ:2016/03/25(金) 01 58 24 ID zt1KVnD2 鎮守府に夜が訪れた。 普段は出撃で忙しない鎮守府も、この時ばかりはそれぞれ落ち着いた時間を過ごす。 夜戦や夜間遠征を行う部隊を除けば、艦娘たちは思い思いに自分の時間を楽しんでいた。 姉妹艦たちと談笑にふけったり、座学に勤しんでみたり。 己の技術を磨くために夜間演習に励んだり、秘書艦として提督と共に過ごしたり。 東は鳳翔のもとで夕食後の手伝いをするなど、艦娘だけに限った話ではない。 時間の過ごし方はそれぞれでも、憩いのひと時である。 普段の戦闘が嘘のようなのどかな時間が約束されていた……はずだった。 「そんな……こんなものが、どうして東さんの部屋に!?」 「これはびっくりですね。スクープです!」 「あ、こら! 青葉っ!」 東の部屋から掘り出された宝物を手に、喜々として青葉が走り出した。 止める古鷹の声も気にしないまま、その手には数冊の本が握られている。 青葉の背中を見送ることしかできない古鷹だったが、自身の手にもある本を見やった。 それは東の部屋に落ちていた本、しかしただの本ではない。 「男の子なら普通って言いたいんだけど、これは違うよね?」 思わず独り言をこぼしてしまうほど、東の部屋に落ちていたものは衝撃的だった。 健康な青年の部屋から出てくるのは何ら疑問も持たない、早い話が春画本である。 そうだとしても一冊一冊が薄く、同時に内容が古鷹の言葉を奪い去った。 「みなさ~ん! スクープです、東さんの部屋から拾ってきましたよ~!」 「い、いやああぁぁ! 何てものを持ってくるのよ、バカ!」 青葉の声に続いて廊下から響いたのは五十鈴の絶叫にも似た声。 勢いあまって殴られないか気を配っていると、続けて別の声が響く。 「何々!? 夜戦の話だったら私に、も?」 「あ、川内さん! これ、東さんの部屋から見つけてきたんですよ!」 「うわぁ……」 「思ったよりドン引きですねぇ!」 夜戦大好きな川内がドン引きする声と、ますます楽しそうに声をあげる青葉。 今の調子なら明日にもこの話題は鎮守府中の噂となるだろう。 翌日の東に同情を覚えながらも、古鷹の目は本に向けられていた。 「逆レイプ、東さんもこういうのが好きなんでしょうか」 手に持っている本だけではなく、青葉と共に掘り出した本の全てがそういった趣向のもの。 男が女に責められる本、女に道具で責められる本、明らかに妖怪じみたものと交わる本。 恐ろしい冊数の極めてニッチな本が、これ見よがしに部屋に置かれていた。 個人の嗜好と言ってしまえばそれまでだが、問題は慰安労働を行う東の部屋にあったこと。 黙って見過ごすに見過ごせないしこりが、古鷹の中にあり続けた。 その頃、東の部屋が見える廊下の窓の外。 「フフフ、計画成功。これも艦娘たちの戦意高揚のため、悪く思うなよ、東」 怪しい笑みを浮かべ、提督は一人夜闇に消えていくのだった。 +後書き 792 :名無しの紳士提督:2016/03/25(金) 01 59 40 ID zt1KVnD2 以上、機会があればまた。それでは 793 :名無しの紳士提督:2016/03/26(土) 23 49 01 ID cm1DQCjY 艦娘の力なら逆レイプなんて容易いことなんだろうな。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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301 :名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 11 44 05.64 ID 24VOo4K0 投下します。提督×鳳翔さん。 ──年の瀬である。 月月火水木金金、すなわち週末なしの過酷な勤務を標榜する帝海であるが、師走も差し迫った頃合となれば、 新年に向けて多少のうわついた空気が許されるようになる。 翻ってそれは、鎮守府の長たる提督の双肩に、兵卒全員の年始休暇の調整という大仕事が圧し掛かってくることに他ならぬわけだが、 戦闘行動を控えてのきりきりとした雰囲気は全くそこにない。 一年の埃を落とす掃除の合間合間にも、艦娘たちの歓声が響こうものだ。 艤装を解き、砲や飛行甲板を置き去りにして、手に手に雑巾やはたきを持った彼女たちが、慣れない頬かむりを落としてみたり──うっかり埃を吸い込んでくしゃみを響かせたり。 もとより、鎮守府よりほかに帰る場所のない艦娘たちである。そんな切なさを紛らわすかのように、彼女たちはいたく賑やかに、 新年を迎える準備に勤しんでいた。 だから、鳳翔がこうして細々と繕い物をしているのも、そういった新年の準備のためなのだろう。 秘書艦たる彼女に与えられた机の上は、まことに華やかな色合いである。赤に青に緑に黄色、黒。橙。 「信号旗ですね。満艦飾の準備ですか」 「あ、提督。失礼いたしました、熱中してしまって。お茶でもお入れしましょうか。 ──本当は空母寮にいる時に済ませられたらいいのですけど。なかなか、そうも行かなくて」 「……大変ですね。鳳翔さんは」 黒、青、黄色、赤。ことさらに色鮮やかなZ旗を手にしてしげしげと眺めながら、着任間もない提督は、彼女の手に感嘆を漏らす。 鎮守府の仕事というのは、実際の基地のごとく細かく、それぞれの役割を担う兵卒がいるわけではない。 身ひとつでは何もできない艦艇と違い、ここにいるのは人の姿をとった艦娘だ。それに──人員も物資も、赤煉瓦は節約したい考えのようだ。 せっかく人の姿をしているのだから、得手不得手は別にして、出来ることはやるように。 立場を考えれば佐官相当になるであろう艦娘たちが、人間の乙女のように日々の手仕事に勤しむのは、提督の眼には大変不思議に映ったものだ。 鎮守府の風紀慣習に今もって不慣れな彼の姿に、鳳翔は微笑んで口を開く。 「あの、提督。──艦娘たちのことは、そのまま呼んでいただいてよろしいんですよ」 「そのまま、というと」 「私たちの名前は、人間でいうところの名前では無くて、号というか。 そもそも山や河川、気象が由来ならば、それ自体が雅び名のようなものですから」 「なるほど。──確かに、それはそうですが。女性の名前を呼びつけにするというのは、僕はどうも」 「お気持ちはとてもありがたいのですが……その」 「ええ」 「……山脈を名に持つ娘(こ)らを今のようにお呼びになっては、少しかわいそうです。ここは、両国の国技館ではないのですし」 「──……ああ!」 賑やかな四姉妹の戦艦や、それよりだいぶ物静かな重巡洋艦の姉妹を思いだし、提督はようやっと合点のいった顔をする。 「なるほど、そういうことですね。最初に呼んだ時、奇妙というか……微妙な顔をされたのは、それが原因でしたか」 「ええ。スモウレスラーのように強いだなんて、アイムノットハッピーだと金剛が。……多分、心外だとか、不本意だとか、そういう意味のことを」 「分かりました、改めます。……鳳翔、でいいですね?」 その時、ロープを通すための布輪を繕う針が、鳳翔の指を刺さなかったのは、立派に彼女の自制心だ。 「……ええ、提督」 はにかんだように目じりを紅くする彼女は、まるで在りし日の華燭の典のポオトレエトのように、眩しく提督の眼に焼きついた。 艦娘たちの所属する“鎮守府”と、真実海軍省の管轄する“鎮守府”は、たとえどれほど似た風紀を持とうとも、明確に別個の組織である。 かたや日本の国威を背負って立つ軍隊、かたや──突如現れた海の化生を屠る艦隊。 ただ、艦艇の運用を行うという双方共通した性格上、帝海に所属する人間が、そのまま艦娘たちの提督に任ぜられることが多かった。 船の“ふ”の字も知らぬ山里に生まれた人間が、或る日突然艦娘を認識できたという挿話は、残念ながら今もって無い。 この鎮守府という名のついた組織がもっと長く長く続くことがあれば、いずれいつかは適性ある成人を選び、教育ののちに其々の鎮守府へ配属するという手配も叶うやもしれないが、それは時代の選択を待たねばならないだろう。 さて、気ぜわしい年の瀬ではあるが、祝いの膳の支度を整えてしまうと、年が明けるまではどうにもまったり調子の時間が空く。 何しろこの物資窮乏の折、選りすぐった食材と酒を、蔵の底まで浚ってとはいかないものの、新年くらいは晴れがましく行いたい。 そういう提督の意向でもって、餅もついたし、品揃えに寂しさはあるものの重箱も揃えた。 艦娘たちが厨に居並び、真剣な面持ちで餅を捏ねたり伸ばしたりしている様子は特筆ものの穏やかさと可笑しみに満ちており、写真に残しておきたいほどだった。 そういった祝いの膳の喧騒を終えて、鳳翔は提督の私邸に誘われている。 明日は全員で満艦飾の準備をするから、今日ぐらいしか時間がないのでという前置きつきで。 鳳翔が提督の秘書を勤めるのは、実はこれが初めてではない。 この鎮守府に赴任してくる提督は、いずれも個性豊かな御仁ばかりだ。艦娘たちもまた然りである。 ただ、個性と個性は相性という糸口があってこそ初めて仲良く手をつなげるのであって、のっけからお互いがそれを全面に押し出すのでは、上手く行くものも座礁しかねない。 だから、提督が新しくやってきたならば、ひとまず鳳翔がこれの秘書艦を勤める。 彼女があれこれ気を回すうち、提督はふとしたきっかけで相性の良い艦娘を見つけ出し、晴れて鎮守府の歯車が万事上手く回りだすというわけだ。 これは何となく鎮守府の間、艦娘たちの中で定まったきまりのようなものだったから、別に、その役割を担う者が鳳翔でなくても良い。ただ、戦艦や空母、重巡洋艦などは、揃って鳳翔を推した。 長門などに言わせればこうなる──『鳳翔よ、当たり前のことが当たり前でないのだと教えること、それからそのまた逆を我々が把握しているのは、存外に難しいことなのだな』 。 人の世界は、此岸の世界。深海棲艦の世界は、彼岸の世界。世界にはそれぞれ決まりごとがあり、その中で人は和することが出来る。 言うなれば中有(ちゅうう)の鎮守府にも、それなりの規律がある。そういうものを知って馴染むか知らずにぶつかり合うかでは、随分と違う。 気苦労も悲しいことも多い役割ではあったが、鳳翔はそれなりにこの役目を愛していた。 眦を吊り上げて赴任してきた御仁が、相性よろしい艦娘を伴って他所の鎮守府へ遷る時などに、“そういえば昔のあのころは”と引き合いに出してやるのも、それで提督が目を白黒させるのも、艦娘が“今はずいぶんお優しい顔ですしね”と笑うのも、大いに心楽しいものだ。今が戦時であることを、綺麗に忘れさせる。 さて、鎮守府を見下ろす里山の中ほどに、代々の提督の使う私邸がある。厨に風呂に手水場。居間。寝室。 木々のこんもりと茂る庭は、近くに湧き水の気配があって、夏にはよく蛍が湧くらしい。 しかし鳳翔の訪れた邸はひっそりと暗かった。玄関に錠のかかっている気配もない。声をかけてはみるものの、応答も同じくだった。 さすがに不審を覚えて、少し急いで邸内に上がる。 鎮守府の諸々に関して自助努力を申し付ける赤煉瓦も、さすがに提督の起居する邸には家政婦を寄越している。 勿論、それを続けさせるか断るかは提督の裁量に任されていて、今の提督は前者であった。 廊下や柱に汚れはないし、厨もぴかぴかに磨かれている。しかし実際のところ、家政婦にとって提督は、あまりやりがいのない相手かもしれない。 何しろ彼は鎮守府にいる時間が長いし、食事もほとんどそこで済ませている。 以前など執務が深更にまで及んだ時は、自分自身で不恰好な握り飯をこしらえていて、 “それはあまりに威厳が無いのではないか”と戦艦娘に咎められていたくらいだ。 これは、整っているだとか綺麗だとかではなく、生活観が無いというのではないかしら。 鳳翔は、廊下を歩みながら、程なくそういった結論にたどり着いた。そして、思考が行き着くのと同じ頃合で、寝室の襖の前で彼女は足を止めた。 灯火管制のための布をめぐらせてあるのだろう、そこからだけは薄明かりがこぼれている。 「──提督? 私です──いえ、鳳翔です。参りました」 「どうぞ」 玄関での挨拶も省いてしまったのに、全く今さらだとは思いながら、鳳翔はとりあえず、失礼します、と襖を開ける。 「……その。……実は、鳳翔にこういうものを、使ってもらえないかと思いまして」 使い込まれた風情のない畳表には、信号旗の群れを圧倒するほどの色合いが広がっていた。 炭の熾された火鉢が、ほんのりと部屋を温めている。 金銀のきらめきは、夕間暮れに海に出た時、砕ける波の頭よりなお鮮やかで。赤も青も、旭日や夏空よりもっとずっと烈しくて。 それら全てが布地であり、つまりは相当に高価な着物の類であると気づくのに── 思考を取りまとめるのに要した時間は、十秒ほどもかかったろうか。制帽だけを傍らに置いた提督は、 少し翳りのある笑顔で、そんな鳳翔を見つめていた。 「あの、……私、全く着物の目利きなんて出来ませんけど……正絹、ですか? あの、確か提督には──奥様がおありだと」 「……ええ。その通りです。僕が、ここの鎮守府に赴任するに至って──とうとう、実家に連れ戻されてしまいましたが」 細君への贈り物をするのに、艦娘を人台(トルソー)代わりに使いたいと言うような無体を申し付けるなら、 ぴしゃりと跳ねつけるだけの矜持が鳳翔にはある。 だが。 「お決まりの、親が取り決めた縁組というやつです。僕は、娶るなら添うてみようと思いましたし、陸(おか)に上がるたび、 こうやって──分からないなりに着物を贈ってみたのですが。……御覧なさい、離縁状と一緒です」 続いた提督の言葉は、海の益荒男に程遠く、確かな悲しみと湿り気を含んでいた。 それに気づいてしまったから、鳳翔は二の句が告げずにいる。 「言い訳をするのも女々しいですが……不在がちなりに、真面目に結婚生活を営もうとしてみました。 けれどもそれは、妻の思っていた生活──義母上の送ってきたような生活とは、違っていたんでしょうね。 義父上も同じように不在が多かったそうですが、外遊びは華やかだったと。口さがない人からは苗字を引っ掛けて、 “片野の少将”と呼ばれていたとか」 「……提督」 「妻も、そうした義父上と義母上の関係を見て、自分もそうやって暮らしていくのだと思っていたんでしょう。 夫が遊ぶなら、妻も観劇や習い事をして、不在の無聊をかこつことなく、心楽しく絢爛に過ごす。 けれども僕はこの通りですから、……馬鹿正直に、休みの日には毎回、帰宅して。ままごとのような休暇を過ごしていたんです」 「……提督。では奥様は、この着物には一度も手を通されずに?」 しつけ糸も付いたままでした、と囁く彼の声は、かすれていた。 「でも、僕は悲しかった」 鳳翔の喉の奥に、言葉が詰まって冷たく凝る。舌の根がじんわりと膨れる、それは不快感を伴っていた。 海はもとより、人の踏破を長いこと阻んできた環境だ。人は水の上で生きることは出来ない、鉄で出来た船は沈む、 そういう無理を押し通すのが戦争だし、そして軍艦というものだ。 生と死のぎりぎりの一線を表して、海の男たちは“船底一枚下は地獄”という言い方をする。 海征く翼もひとたび航行能力を失えば、兵たちは生きていくための砦を失うも同然。 彼らはそれを当たり前のように受け容れて、今も昔もこうして戦っている。 少将閣下の娘御というものが、本当はどのような暮らし向きをするのか。生まれた時からその身柄が帝海にあり、 艦娘として姿を得た後もずっと、鎮守府という軍の施設にいる鳳翔には、さほどリアリティのある想像は出来なかった。 多分、こうして提督が買い求めるような高価な着物を着て、潮に手指を傷めることはない、満ち足りた生活をするのだろう。 戦時下にあって、それは噴飯ものだ。お偉方の身内でなければ、寄ってたかってつるし上げられていたはずだ。 けれど。 それでも。 陸に住んでいて、潮の臭いをまとわない──戦争や、深海棲艦や、薄暗い今後の見通しから一時逃れられる妻の存在は、 文字通り“船底一枚下は地獄”、死と隣り合わせの提督にとって、日常であり安らぎであったのは、間違いないのだろう。 「提督。──提督は、奥様を愛していらっしゃった?」 「分かりません。今となっては、義務だったかもしれません。でも僕は、……分からないなりに、真心をこめたつもりではいました」 提督の指先が、死児の髪でも撫でるように、着物の地紋を撫でる。 そのしぐさに、何故だか鳳翔はかすかな苛立ちを覚えた。──ヒトでない艦娘の身の上には、嫉妬心など持ちようもないのに。 「それなら」 提督の傍らに、腰を下ろした。隣り合って座っているというよりも、その距離は、隣に侍るというほうが近い。 提督と秘書艦という関係性に括るには、間近に過ぎる距離だ。 彼女ら艦娘の上位者は、皆して帝海からやってくる。彼らは皆、ロープと潮に荒れた指を持っている。 何代前の提督だったろうか、秘書艦になった娘が“綺麗な指の提督を見てみたい”と夢物語みたいなことを言って、 酒保だか主計だかに無理をいい、クリームを購ったことがあった。 数ヶ月して結果を聞くと、秘書艦の代わりに提督はこう答えたものだ── 『空母に燃料とボーキをしこたま与えるほうが、結果の出る分なんぼか建設的だろうな』。 「……私も、分からないなりに、提督をお慰めしてもいいですか」 「鳳翔」 「…………真心なら、私にもありますから」 「……──鳳翔」 重ねた手から、腕を沿わせる。二の腕と二の腕がぶつかり、 やがて鳳翔の額は、提督の首筋に寄り添った。頬は、肩の上に乗った。 「……っ、──ほう、しょう」 「ぁあッ……あ、うっ」 高く漏れ出た苦痛の声を堪えて、鳳翔が唇に強く手の甲を宛がう。彼女は、いわゆる女が求めるような愛撫を欲しがらなかった。 布団も敷かないまま、空疎に煌びやかな着物の散らばる寝間で、提督の牡を彼女は受け容れていた。 その感覚は正に、刺されるのに良く似ていた。 膣の入り口が、じんじんと痺れを訴える。僅かな潤滑を恃みにした莢の内側が、痛むのではなく、提督が前後の動きを繰り返すたび、 ごっそりと削れていく錯覚をする。何でこんなものを、人間の女は、あえて喜んでするのだろうか。 「……、鳳翔。──……つらい」 「え、あ」 提督は、ずっと堪えるように眉を寄せていた。 吐息交じりの囁きの意味合いを量りかねてか、鳳翔は薄く涙の膜の滲んだ瞳で、何度も瞬きを繰り返す。 愛してみようとした誰かを横合いから掻っ攫われていった、惨めな男の吐露にしか聞こえなかったのだろう。 畳に下敷きにされた彼女の髪が、その頤が仰け反るたびにさりさりと音を立てている。 鳳翔の媚肉はただきつく、燃えるように熱く、提督の牡を咥え込んでいる。 それが、ただ哀れまれて強く抱擁されているような気がして、中々快楽には至らなかった。 男所帯の艦艇勤めには、えげつない猥談や理解に苦しむ卑語もある。けれど港港に“S”をこしらえる剛の者も、身体の具合がいいだとか、情愛が細やかだとか、何かしら求めるものがあって女を選ぶ。 とにかく発散したい男だって、気の無い敵娼に、芯からその気にはなれないものだ。 「……、好きにしても、いいんですね」 「て、いとくっ──……き、ひや、あっ!」 鳳翔の、所在無く畳に滑っていた腿を、両方とも持ち上げる。自分の肩へとかけさせて、彼女の膣のより深くを抉れるように繋がる。 彼女の瞳は眦が切れんばかりに見開かれて、手の甲がなおさら強く唇を覆った。その手首を掴んで無理に外し、両手を畳表へ縫いとめてしまう。 「や、提督、こん、こんな──やっ、めてっ、…………」 「……慰めると言ったのは、貴女だ。鳳翔」 「抜い……ッ、ぬいて、くださっ、あッ…………いや、あんッ!」 幼子のように振られ始めた鳳翔の髪の音の中に、濁音が混じり出す。きつく抑えなくてももう唇を隠さない彼女の手の爪先が、畳の縁に必死にしがみついて、そこを掻き毟る音だった。 膣肉の奥を貫いてじっと動かず、時折敏感な奥をかすかに叩き、舐めるように擦り上げる。 ぴったりと密着した腰と腰、恥骨の間に滲んだ体液を用いて、茂みの奥の秘芽を捏ね回す。 それを繰り返すほどに、鳳翔の奥が溢れてくる。処理しきれない感覚を与えられて、臀を切なく震わせている。 ねっとりと濡れそぼった牡を、ようやくそこで提督は引き抜いた。先端の膨らんだ部分だけを媚肉の中へ残して、鳳翔の姿を見下ろす。 とき色の着物は、まだ彼女の上半身を覆っている。染め抜きなのか刺繍なのか、襟に花と錨がひっそりと描かれているのは、彼女なりの乙女心なのだろう。 艦娘たちは、たとえ真実そうすることが叶わなくても、ほんの少し、ほんの一部だけ小さな小さな女らしさを持ちたがる。 それは長い髪や、髪を結い上げる形、わずかな飾りによって表現される。 今にも溶けてこぼれ落ちそうなほど潤んだ鳳翔の瞳は、深海からやってきた得体の知れない化生を屠るための強さなどなく、無体を強いられるばかりの儚さに満ちていた。 袷から手のひらを滑り込ませ、薄い襦袢をも掻きのけて乳房に触れる。息遣いに激しく揺れている白い柔らかさは、重力によって常のふくらみより平たく流れてはいたものの、そのしっとりとした感触が提督を喜ばせた。 泥濘のように熱い鳳翔の内側へ牡を挿入しているだけでも充分に快感があったから、そこまでもを掌握したくなった理由は、提督自身にも良く分からない。乳房の先端の尖りを繰り返し引っ掻き、そのたびに彼女が、声も内側の襞も切なく震わせる姿に、たまらない満足を覚えるのだけは確かだった。 何故鳳翔が、自分に、艦娘への敬称を取り払わせたか。その理由が、ようやくぼんやりと、提督の頭の中に染み込んできた。 「提督、っだめです、こんな、わたし──ッあ、ぅぁんッ! や、やああ、も、だめえっ、」 提督が、艦娘へ、必要以上に情を移さないように。提督が、絶対の上位者であるために。 必要な時には容赦なく、戦って死ねと命じることが──出来るように。 「嫌、提督もういや、だめえ……、これいじょう、されたら、──わ、たし…………淫乱に、なってしまうっ……!」 「……──なりなさい。鳳翔、そのまま……イけばいい」 なのに艦娘たちは皆、やってくる提督を愛するように出来てしまっている。 男相手の兵卒同士なら冷徹を通せる提督も、娘たちの気性を知るにつけ、彼女たちを扱うことに慣れていく。 少しずつでも絆されていく。そうして、ヒトとヒトではないものが、人間のように恋に落ちる。 それは、行く末を思えば思うほど、惨くて甲斐のない道筋だ。添い遂げる先は、良くてせいぜい海の底。 やがて巡り来る戦後に、“兵器”が生きながらえる余地など、きっとあるはずもない。 けれども、艦娘が深海棲艦と戦うためには、どうしても人間の介在が要る。 隅から隅まで教育の行き届いた艦が、その艦隊が、優れた指揮によって敵を圧倒するのと、それは同じこと。 必要な時には、死ねと命じねばならない。だが、戦ってゆくためには、情を交えなければならない。 艦娘たちも己の宿命を良しとしながら、提督に焦がれてしまう。空しい、甲斐のない循環。 もう気遣う必要もないくらい溢れた鳳翔の膣に、提督は腰を進めた、彼女の爪先がぎゅっと丸まり、唇がうわごとを漏らすように震える。 媚肉の窄まりは、既に鳳翔が悦楽の頂点を究めかけていることを示していた。唇からちらりと覗いた歯列が、引き絞られた吐息を発している。 派手な随喜の呻きでなく、掠れた笛の音めいた叫びだった。覆い被さるように身体を彼女の上へ伏せていくと、さらにその叫びが切迫していく。 容赦なく牡を突きこみ続ける。ぴったりと密着した腰のうちの下側、組み敷かれた柳のようなそれが、さらに心地良い場所を自ら探し出そうと揺れ動く。鳳翔が叫び、危惧するとおり、彼女はもう淫乱になっていた。 鳳翔が息を吐ききり、それが止めがたい絶頂の震えとなって肌身を粟立たせる。堪える努力ももう限界だった。 糸を切るために必要な快楽はもうあと僅かであったから、大きく速い動きで怒張を膣に擦りつけた。 密着しきった粘膜の中に、どぷり、どぷりとたちまち溢れる。 どんなに理性や愛情で糊塗してみても、男はこれが根本的に大好きなのだと思わせられる射精の快感。 一瞬ならず意識を飛ばしそうになりながら、提督は鳳翔の甘やかな胸の中に倒れこんだ。 「不本意でした」 「……すみません」 「私が、お慰めするつもりだったのに。……慰み物にされた気分です」 「…………誠に申し訳ないと思っています」 「……もう」 乱れた髪を畳の上に遊ばせるまま、鳳翔はぷりぷりと苦言を呈す。 彼女の髪はくしゃくしゃと縺れ、手枕で癖のついた朝寝髪とは言いがたい有様だった。 とはいえ提督の制服も似たような有様であって、鎮守府への出仕には、替えの白詰襟を引っ張り出さねばならないだろう。 二人が寄り添って横臥する周囲には、相変わらず豪奢な着物が散らばったままだ。先ほど爪先に触れた和紙は、本来着物を包む帖紙か何か。 俯瞰すれば呆れ返るばかりに滑稽な画だ。下半身は素裸、上半身は危うく衣装を着付けた男女が、 弾ませた息の名残もそのまま、寝間に転がっている。恋人のように仲睦まじく、裏を返したばかりの商売女と客のようによそよそしく。 「……大丈夫です、鳳翔。少し僕の身辺が忙しくはなるでしょうが、──皆に心配をかけるようなことは、何も。 そのうち人をやって、家を引き払う準備をします。多分それぐらいで……終わってしまいます」 提督の囁きは、相変わらず、ほんの少しだけ湿っていた。鳳翔はそれに、張り上げ続けて掠れた声で答える。 「大丈夫ですよ、提督。──鳳翔が、お側についていますから」 「ありがとう」 気だるい沈黙が落ちた。それでも二人の視線は繋ぎ合わされたまま、お互いに言葉の接ぎ穂を探す。 ──提督が、僕は身勝手な人間です、と口火を切った。 「こういう道筋に相応しい順番もすっ飛ばしてしまって、今更に聞こえると思います。 ですが……、爾後、少し努力をしてみますから。これからも、僕の傍らにいてくれますか。鳳翔」 「……艦娘は全員、貴方の──提督の、お味方です」 胸を突かれたような瞬きをひとつして、鳳翔はそう答えた。 胸のうちにある感情のまま応じようとして、慌てて秘書艦らしい言葉を選んだようにちぐはぐだった。 「それで十分です、今は。……口説き落としてみせますよ、鳳翔」 「──……提督!」 薄暗がりにも鮮やかに染まった鳳翔の頬を、提督はそっと撫でた。 火鉢の中で、熾の薄れた炭が、かさりと崩れていった。 【END.】 +後書き 308 :名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 13 00 26.95 ID 24VOo4K0 以上、おそまつさまでした。 お昼12時30分~13時30分の間に30分ずつやってるメロドラマ枠目指してみた お艦はセクロスのきちんとした手順とか性病予防とか避妊には厳しいけど そういうお艦を言いくるめて淫乱人妻にしたいという欲望があります こんどかく